結婚指輪・婚約指輪の基礎知識

これから結婚をする二人は、いろいろな準備が必要です。その中でも結婚指輪・婚約指輪は大事なアイテムになります。特に男性は指輪に関しては知識が少ない傾向にありますね。でも彼女と結婚指輪・婚約指輪の話をするときに最低限の知識は持っておきたいもの。この記事では結婚指輪・婚約指輪の基礎知識について詳しく解説します。
結婚指輪と婚約指輪の違って何なの?

何やら似たようなネーミングですから、わかりにくいかもしれません。この2種類の指輪の違いを整理しておきましょう。
婚約指輪
英語ではエンゲージリングと呼ばれ、結婚の約束を交わした証(あかし)として男性側から女性側に贈呈する指輪のことです。一般的にメインストーンにはダイヤモンドをあしらっていることが多いです。とっても綺麗な装飾が施されているデザインが多いです。ダイヤモンドを使うのは、「固い絆」と「純粋な愛」を象徴するからです。
結婚指輪
英語ではマリッジリングを呼ばれ、結婚式で新郎新婦が指輪交換をする場合に使うペアになっている指輪のことです。日常使いをすることが想定されており、邪魔になりにくい左手の薬指に着用します。引っかからないように、指に馴染むようなシンプルデザインが人気になっています。
婚約指輪の風習ができたのはいつ頃なの?

諸説ありますが、有名な起源は次の3つです。
古代エジプト時代
「太陽」や「月」をモチーフにした円形のリングが使われていました。太陽や月を象徴しているのは、完璧なものを意識しているからです。
古代ギリシャ時代
この時代は「売買婚」の習慣がありました。お金を支払って結婚することです。夫の家が奥さまの家にお金を支払った証として、妻の父親に渡していた指輪が、婚約指輪として残ったという説です。
古代ローマ時代
約束したことの履行を宣誓する印として、約束相手に送られたのが指輪だったのです。これが婚約指輪の起源とする説です。
起源は諸説ありますが、中世の初期になるとヨーロッパエリアで、宝石が埋め込まれている指輪が生まれてきました。15世紀頃になりますと、ローマ帝国の大使がブルゴーニュの公女にプロポーズしたときにダイヤモンドが配された指輪を贈ったという記録が残っています。では、日本ではどのように定着してきたのでしょうか?
我が国での婚約指輪の歴史のスタートは明治時代に西洋文化が入ってきた頃に始まったと言われております。一般的に普及したのは、1960年頃になって結納品の一つに贈られるようになってからです。その当時のセンターストーンは今のようにダイヤモンドではありませんでした。真珠(パール)や誕生石で作られたものが主流でした。
センターストーンにダイヤモンドが埋め込まれた婚約指輪が日本で広まったのは、高度経済成長期になってから。この頃にダイヤモンドの輸入が解禁されたのです。それを周知するために「給料3か月分」という内容のコマーシャルが流れ、一般的になりました。
一生涯にわたる不屈のパートナーシップを表すのがダイヤモンドの硬さとあいまったのです。「永遠の愛」を宣誓する結婚の節目を飾るにふさわしいアイテムとなったのです。では、続いてこれまでも幾つかでていますが、婚約指輪にまつわる基礎的な用語を解説しておきましょう。
結婚指輪・婚約指輪に関係する基礎的な用語

指輪の各部分を知っておけば、デザインを選ぶときスムーズです。
メインストーン・中石・センターストーン
指輪の中央部分にセットされた宝石のことで、一般的にはダイヤモンドです。
爪
宝石を指輪に留めるパーツで、接触する面が大きければ大きいほど耐久性は高い傾向にあります。大切なことは宝石が光に当たる部分とのバランスでしょう。
シャトン・石座
宝石を留める台になっているパーツです。
腕・アーム
指輪からメインストーンとシャトンを除外した部分の総称です。外側も内側も宝石や刻印をしてデザインすることも可能です。
メインストーンで利用されるダイヤモンドに関しても専門用語があります。ダイヤモンドの品質は「4C」の基準で評価されます。
Carat(カラット)
ダイヤモンドの大きさと思っている人も多いみたいですが、大きさではなくて石の重さを示す単位、1カラットは2グラムです。
Clarity(クラリティ)
ダイヤモンドの透明度のことで、表面の傷や欠け、内容物の程度をしめしています。
Cut(カット)
カットやプロポーションや研磨状態のことです。
婚約指輪の基本的なデザインをマスターしておこう!

婚約指輪のデザインタイプはある程度に絞られます。覚えておくとデザインを決めるときにイメージしやすくなります。男性は指輪に関してデザインはまったく知らないでしょう。こんな知識があれば彼女も感動するんじゃないでしょうか。真剣に考えてくれている……そんな印象を与えることができますね。
スリーストーン
ヨーロッパやアメリカでスタンダードになっているデザインで、3つの石は「過去」「現在」「未来」を表現しています。人生の節目である結婚にふさわしいデザインで人気です。
ソリティア
最も定番なデザインで飽きが来ないので人気です。迷った場合はソリティアにしておくと間違いないです。ダイヤモンドを一粒だけセットしたデザイン。その中でも1粒ダイヤモンドを縦爪でセットしたデザインは婚約指輪の定番中の定番。オーソドックスだけど根強い人気があるデザインです。センターにある宝石の存在感をアピールできるのでお薦めです。
メレ
キラキラとしたゴージャスで華やかなデザインでメインの宝石を引き立ててくれます。メインの宝石(ダイヤモンドなど)の脇側にメレダイヤを添えています。メレダイヤとは0.1カラット以下の小粒のダイヤです。メレダイヤによってメインの宝石を引き立ててくれるので、より一層華やかなイメージです。メレダイヤの形や数もいろいろですから、セミオーダーする場合はオリジナルデザインを作りやすくなるのが特徴です。
パヴェ
豪華なデザインでメレダイヤを敷き詰めています。「パヴェ」という呼び名はフランス語で「敷石」の意味があります。メレダイヤを隙間なく敷き詰めているのでとってもゴージャスです。
婚約指輪の素材についての基礎知識

婚約指輪の素材に関しては、プラチナかコールドか、またはこの両方を使用される場合が多いです。シルバーや真鍮は安っぽい印象になりますから、あまり使われることはありません。
プラチナ
結婚指輪や婚約指輪のリングの素材で一番多いのは「プラチナ」です。「プラチナ」は耐蝕性にとっても優れています。経年変化もほとんどありません。刻印の表記は「プラチナ900」とか「プラチナ950」とかあります。これは含有率が1000分のいくつかという意味です。「プラチナ900」ならば、9割がプラチナで出来ている金属であるという証明です。
ゴールド(金)
結婚指輪や婚約指輪で使われるのは主に3種類です。「YG(イエローゴールド)」「PG(ピンクゴールド)」「WG(ホワイトゴールド)」です。ゴールドの含有率が24分のいくつなのかという意味になります。「K18」の場合は18÷ 24=75パーセントになります。金の含有率が75パーセントということです。
結婚指輪や婚約指輪を購入する前に知っておきたい常識とは?

結婚指輪・婚約指輪を渡すタイミングはいつなの?
これはカップルによっていろいろなパターンがあります。一般的に婚約指輪を渡すタイミングはプロポーズする時や結納をするタイミングです。もともとは婚約が成立して結婚して入籍するまで婚約中である証明としてつける指輪だったのです。
最近のトレンドですが、大きなダイヤモンドは敬遠されがちです。休日のお出かけの場合に結婚指輪と重ねてつける女性が増えています。結納やご両家の顔合わせは挙式の6か月前が目安になります。そのときに、結婚指輪2本と婚約指輪1本を準備しておいて、お披露目できるようにしているとスマートです。
結婚指輪や婚約指輪のお値段はいくら程度するのでしょうか?
バブル期の有名ブランドのコマーシャルで「給料の3か月分」の婚約指輪というものがありました。ですが今は時代が違います。昨今の婚約指輪の平均的な購入価格は20万円から40万円程度になります。とても月収の3倍などの婚約指輪を購入するような感じじゃありませんね。
では結婚指輪はどうでしょうか?こちらの平均購入価格は男性用と女性用の両方を合わせて20万円から25万円となっています。これは、もっと安い場合もあります。
結婚にあたって必要になる指輪は全部で3本です。婚約指輪が1本で結婚指輪が2本です。結婚するためのこの時期は「ご両家の顔合わせ」「結納」「結婚式」「新婚旅行」「新居の準備」「引っ越し」など莫大な費用が必要になります。
結婚に関係する資金の全体像を考えてください。お互いの価値観で優先順位を決めると購入予算がでてきます。計画的にしておかないとお金の問題でトラブルになることもあります。最近は女性が結婚指輪と婚約指輪を重ねづけするケースも多いです。同じブランドのリングで揃えておくとフィット感もバッチリで満足度も高くなるのではないでしょうか。
男性の役割は指輪を選ぶのではなくてダイヤモンドの選択だと考えましょう
婚約指輪は注文を受けてから制作するバージンリングになりますから納期に関しては最短でも6週間は必要になります。例えば、プロポーズするときに指輪を渡そうとしても、その当日に指輪を購入したりはできません。余裕を持ったスケジュールを組んでおかなければプロポーズも失敗してしまいます。
既製品として婚約指輪が販売されていることはありません。男性は百貨店の貴金属売り場に婚約指輪があるからそれを購入して渡せば良いと考えている場合が多いです。しかし、意識改革してくださいね。前述したダイヤモンドの4Cを参考にしてダイヤモンドを選び、それにあわせてリングのデザインを選びましょう。婚約指輪を贈る女性の好みやサイズを事前に聞いておいておきましょう。
どのように調べれば良いのかは、別ページでご紹介します。サプライズで贈りたい場合は、秘密裏に調べなければなりません。サイズやデザインの情報がわかれば、そこから一から制作に入ります。サプライズをするのができないならば、プロポーズは指輪なしにして、一緒に婚約指輪を選んでもいいでしょう。無難な方はこちらです。
男性がいろいろと情報を収集しても、実際は好みではない場合もあります。もちろん「気に入らないわ!」なんて言うことはないでしょう。例えばプロポーズの言葉として、「一緒に婚約指輪を選びに行かないか?」と言うのもありではないでしょうか。
別にサプライズを意識することもありません。最近はジュエリーショップでサプライズ用の婚約指輪の制作プランを設定している場合もあります。どうしてもサプライズにこだわるならば、こういったプランを利用するのもありでしょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか?結婚指輪・婚約指輪の基礎知識についてご紹介しました。これで最低限の知識は身についたと思います。別ページで、彼女と一緒に指輪を探す場合のポイントや結婚したあと婚約指輪はどうなるのかとか、ダイヤモンドの品質で肝心は4Cとは何かなどをご紹介しておきますので、合わせて参考にしてみてください。
結婚する時期はいろいろなイベントが同時並行に進みます。指輪はすぐにできません。早め早めに準備することを強くお勧めします。